『英国王のスピーチ』
2014年 06月 19日
今の女王のお父さんのジョージ6世
まさか 吃音に苦しんでいたとは・・・
王様が滑らかな滑舌を失ったら・・・・致命的である。
王室の子育てなんて伺いしれないけれど、映画によると子守役の他人に育てられることが多いらしく
そんなに愛されて育っているわけじゃ無いようだ。
後の言語障害の原因を解こうとする場面で述懐しているけれど本当なのだろうか。
それにしてもこのジョージ6世より有名な兄のあのアメリカ人女性と駆け落ちした王様の勝手なこと。だけど・・・・世間的には『王位を賭けた恋』とかいわれて恋を選んだこの王様の方が人気あったりして。皮肉なもんだな。まあ、これほど正直な王様も少ないから・・・・・・イギリス王室いろいろゴシップ多いからおもしろい。。。。
ジョージ6世は珍しく家族を大事にしている。後の現女王も可愛がられている。
この言語障害の王様はお兄さんの勝手な行動で王位に就いて_ スピーチをしなければならない立場になってしまった。以前からこの障害を改善しようと奥さんは言語障害の専門家に引き合わせたりしていたようだ。
そして、オーストラリア出身の先生に出会って改善されていく。先生はまるで『平民』だからコミュニケーションが難しい。王様は階級社会むきだしでプライドは高い。先生がオーストラリア出身だからまだ良かったのだろうか。
ところで、英国の王様のスピーチは絶大に国民に影響し心を動かせる。議会で用意した原稿を「これを読んでください。」と渡される。それを、どう伝えるかが王様の力量だ。
この映画でのクライマックス・・・で、もちろん言語の先生付きだけれど
王様としての責任を果たす姿は感動だった。