アトピー性皮膚炎というよく意味の解らない皮膚炎だった息子 備忘録 1
2015年 08月 16日
子どもの時からよくブツブツしたり痒かったり
まったくもって大変だったのだ。
原因は栄養かもしれない。
衛生環境かもしれない。
アレルギー???
なんとか…なにもつけずに乗り越えられれば良かったのだけれど
心配し過ぎで
誤った薬剤を出す皮膚科に頼りすぎてしまった。
1996年当時息子は2歳
ニュースステーションなどで「とても危険視。」していたステロイド剤(クリーム・軟膏)を
直接使わず
(私や他の家族はそれでもステロイド剤を直接使っていてもいつのまにか治ってしまう。しかし息子は違う。悪化する一方。)
ステロイド剤を希釈したクリーム状の薬剤を処方する医院にかかった。
(何故希釈したものかを知ったのかというと息子の友達で同じ薬剤を使っている子の父親が不審に思い医者から聞き出した。ほんの少し入れていると。)
大きい皮膚部分に塗りこんでしまっていた。その医師もプラシーボ効果を狙ったのかもしれない。しかし少しでもステロイドという化学物質が入っていることは
ある割合の人には強力に作用してしまうようだ。
しかも・・・長期間。
一年の内で5月と9月くらいに悪化するようになり
そのたびに処方してもらった。
そんなことを10才くらいまで続けていた。
引っ越しに伴い医院を替えた。
やはり 処方されるのはステロイド軟膏。
ー顔はこの薬剤は禁忌のはずであるがー
ついに、中学生の時2007年
バドミントンの部活で鉢巻していたらおでこが荒れだした。
医院では眼科で使うステロイド軟膏を処方。
これが急激に悪化させるきっかけになり
段々おでこが赤みを帯び腫れてくるような感じになり眉毛が抜け
皮がむけて 火傷したようになった。風邪をひきやすくなり 中耳炎になったりした。背中やお腹はそれほどでは無かったが
学校はちょうど春休み。
いよいよどうにもならなくなり
2008年
ネットでステロイド剤で顔に被害を受け裁判を起こした人の体験記を見つけ
それと同時に藤澤重樹という医師の本を見つけ
その薬剤をいきなり止めるのは危険ということを知っていたのだが
母親として耐えられず 3月4日から
薬剤使用を止めてしまった。(離脱)
以下・・・以前の記事コチラ↓
http://mog11sae.exblog.jp/21629722/
で・・・あれから7年。
2015年3月から7月終わりまで
またまた皮膚の悪化が起こってしまった。以前、薬剤を塗りこめてしまったおでこから腫れて耳までも。皮がむけ首も胸も背中も
本人が「内側から盛り上がる感じだよねぇ。」とても痒いそうだ。しかし本人は『自然治癒』の方法しかないという気持ちしかなく…時間をかけてやり過ごした。
何も塗らないという固い決意。
慌てることも無くやり過ごしていた。
引きこもりがちだったけど大学も行っていたしバイトもしていた。
2008年の副反応は半年間ほど。このときはランニングしたりバドミントンの練習をしたり強い運動をしていたから治りが速かったのかもしれない。
2009年も今回よりもっと強い悪化が同じ3月から1~2か月ほどあった。高校でもバド部活。
その後はたいした悪化も無く
2015年にまたひどい悪化。
副反応(ステロイド剤をやめた直後)は命にかかわることもある強さの人もいるようだから
反対にステロイド剤を点滴しながら離脱する人もいるようだ。
息子は
これからも こういう皮膚の『増悪』って起きるのだろう。
皮膚は記憶しているそうだ。
化学物質が免疫力とか交感神経・副交感神経のバランスを崩すそうだ。
こちら↓アトピックという脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿を広げる会
http://atopic.info/
追伸
この例は薬剤を離脱するにあたって…副反応に合併症が無かったから良かったのかもしれない。成長期で強い運動も出来たし。
ステロイド剤は多くの人命を救っったりする究極の化学物質らしい。
そしてどういう症状にも効く便利な薬剤だった。最近になって子どもの時からのアトピーが治りにくくなる人が増えて気づかれてきた。ステロイド成分を多用する危うさ。
ふりかえるに母親であるわたしが「つらい」と思うこと自体がよくなかったかと。ほんと、プラシーボはあるし、でも、気持ちだけではよくならなかったし、とにかく、たんたんと対応するのが理想ですね。
tarukoatoko さんのお子さんもそうでしたか。しかし副反応が出た時に行ったお医者さんが良い先生で本人を説得してくれました。今までの方法では良くならないということ。
家から2時間以上もかかる医院でしたがことわざ通りお医者さんは遠くても選んだほうがいいです。
そういう先生少ないです。
子どもは、どうしても困ったときにはステロイドも使いますが、除去食中心の先生にかかって、これはこれでえらいことでした(食べるものが少ない。周りが驚く)。数年後に再発しましたが、今度は漢方と食事で、半年かかりました。先の話になりますが、子供が結婚して子供が生まれて、アレルギーだったら、除去食はすすめにくいですね。めちゃくちゃ大変だったから。
病気に関しては、情報って大事だなとつくづく、思いました。