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『いつも二人で』1967年

スタンリー・ドーネン監督
MGMでミュージカルを撮っていた監督だそうだ。『雨に唄えば』『パリの恋人』

主役はジョアンナにオードリ・ヘップバーンとマークにアルバート・フィリー
この夫婦の出会いから倦怠期までをバラバラの時系列で一つの道のりを旅している姿で描いている。
いろんな時期の姿の二人が乗っている車の車窓から次の時代の旅に使われる車が見えたり・・・あるいは交差する車が次の話に使われるものだったり。めまぐるしく変化する。
一回目観た時は・・・良く解らなかったけど、二回目ではよく解った。
詳しくは下のブログに書かれていた。 (6回の旅の事)
感謝です。
http://audreykathleen.blog98.fc2.com/blog-entry-49.html
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全部で6回の同じ道を辿る旅を、統一しない時系列で描いている。
失敗作と言われたし実際に興業成績は良くなかったらしいけれどこういう創りの映画だと万人受けはしないのではないかしら・・・と思われる。
『いつも二人で』1967年_e0291281_1617079.jpg

こういう 設定ってよっぽど演技が出来る人じゃないと成立しない。
オードリ・ヘップバーンもただの大スターではないな~~と思い知る。
アルバート・フィニーも『ビッグフィッシュ』でしか知らなかったけど、普通の勝手な男を各時代演じ分けている。若くてイケメンでした。

オードリーと言ったらファッション。衣装担当にパコ・ラバンヌとかマリー・クワントの名前があった。蛍光色ぽいグリーンやピンクを38歳のオードリーは着こなしていましたぜ。大学生のシーンではジーンズだけれど女性でのジーンズはいてる映画はこれが最初だとか。ホントかしら。50~60年代のファッションリーダーだし。

1967年のロードムービーでしょうかね。

by mo8_a29 | 2014-08-28 16:18 | 映画 | Trackback | Comments(0)

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