ブルガリアの女性合唱の歌い方による『アヴェ・マリア』 芸能山城組
2016年 01月 04日
ブルガリアヨーグルトのCMで使われていただろうか?こういう女性合唱。
これは、西洋のクラシックの歌い方では「そういう発声の仕方はダメだ。」と言われている声の出し方だ。
平明な地声で歌っている。
合唱ではちょっとあり得なかったけれど、日本の民謡も地声の音楽。
1980年頃 友人に誘われて聴きに行った『芸能山城組』だ。
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以下 WIKIから
もとは1966年 御茶ノ水女子大と東京教育大(現筑波大)の学生による混成合唱団。
日本の民謡とかグルジアの合唱とかブルガリアの合唱など西洋音楽の範疇以外の唱法による合唱をしていたようだ。
1969年『合唱団ハトの会』に名称を変更。故小泉文夫氏の協力を得てメディアに登場。
後 山城祥二氏を組長に『芸能山城組』を創設。
現在も8月に新宿の三井ビル前の広場で『ケチャ祭り』を毎年おこなっているそうだ。
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で、80年頃聴きに行った感想は
インドネシアのバリ島の『ケチャ』の再現で有名だった。確かに迫力ある『ケチャ』だったのだけれど
私はそれ以上にブルガリアの発声法の女性合唱が美しくて感動したものだった。当時こういう民族音楽の合唱を日本では聴いたことが無く新鮮だった。
芸大の先生の小泉文夫さんの説明が解りやすく面白く
地声で歌うということは声帯に多く負担をかけてしまうのではないかと思われていたけれど
ブルガリアの女性達は二人三人四人と集まると老いも若きもこういう感じで自然に歌い出すということを教えてくれた。
地声の重なり合う音楽は 平明な竹の音のようでそれが響き合っていて気持ちが良かった。
ガムランというインドネシアの楽器を思い出された。
『黄金燦讃揚』から『アヴェ・マリア』
コチラ↓動画主様ありがとう!!!
https://www.youtube.com/watch?v=K_g_8suKTA4
コチラ↑消されていたので
コチラ↓本場ブルガリア女声合唱
https://www.youtube.com/watch?v=5v3piS-mScI
やっぱり 今聴いても気持ちいい音だ~~~
よき新春をお迎えのことと、お喜び申し上げます。
新年にちなんで京都の舞妓さん、芸妓さんの写真をアップしました。
合わせてマーラーの交響曲3番を生演奏で聴いた感想を書いてみました。
ご笑覧いただければ幸いです。
本年もよろしくお願い申しあげます。
だいぶ遅くなりまして失礼いたします。
私のブログは大変軽くお恥ずかしい限りです。
desire_sanさんの記事はたいへん造詣の深い記事で勉強になります。
トラックバックありがとうございます。
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