映画『アイ・トーニャ』

ドキュメンタリーなタッチで コメディータッチだったのかもしれないけれど

正直

フィギュア・スケートが好きな私は どうしても気持ちが沈んでしまう映画。
これはあくまで映画なのだ。



フィギュア・スケートはお金のかかるスポーツ。

裕福ではない場合 とても周りの家族は苦労するようだ。

トーニャ・ハーディング選手のことを扱った映画。ハーディング選手は離婚した母親の全面協力で続けていた。

丁度 町田樹さんが紹介していたオクサナ・バイウル選手が優勝した リレハンメル五輪の時。

アメリカ勢の 勢いはあったはずだったけれど・・・

ナンシー・ケリガン選手とトーニャ・ハーディング選手は、2位と8位。3位までだとスポンサーが付いたそうだ。(前回のアルベールビル五輪ではハーディング選手は4位だったそうだ。)

その前に
ケリガン選手が膝を殴打される事件が起きていた・・・この原因は、彼女の回りの環境が引き起こしたとしか思えない。(映画だと)




この映画ではそのハーディング選手の 生い立ち・環境・父母・夫・夫の友人 を描いている。

煙草を吸う母とハーディング選手。
普通 アスリートは 煙草は吸わないと思う。特にトップアスリートで五輪に出るような人は。
そして この母親は『愛』が基準ではなく
とにかく娘に辛く当たりながら『勝つ』ことを強要して 娘は才能で答えていく。それでも母親は無表情でもっと『勝つ』ことを要求するばかりで『愛』はどこにもない。
そして ジャッジの評価による競技であるフィギュア・スケート。
ジャッジは、ハーディングへの評価は厳しい。(きっと競技会においての彼女のふるまいは他の選手よりエキセントリックだったのだろう。)技術は高く表現も努力によって改善されてきても評価は厳しかったようだ。アメリカのメディアの煽りもあるだろうけれど。
あるジャッジは、「ハーディングにはアメリカの(理想の)家族が無い。」と言っている。どういうことだろうか?
・・・・・・・・・・・・・
彼女には愛の無い母親と暴力的な夫しかいない。巡り巡ってその人間関係から、唯一の心の拠り所であるフィギュア・スケーターで有ることさえ永久に奪われてしまう。
その 決定。その司法の判断が???だったけれど。
この映画で、大いに彼女に同情してしまった。

現在はハーディングという名は名乗っていない。 造園業をしながら母親として子どもを育てている とクレジットされていた。
幸せなのだろう と思いたい。

しかし・・・彼女の現役時の演技は 
氷上では 輝いていたのだろう。

あのリレハンメル五輪で ジャッジの席に足を持ち上げてスケート靴の不備をアピール 感情あらわだったあの選手のイメージが強いけれど。

その後 ボクサーに転向したり
本人は やっぱりたくましい人なんだろうと思う。







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by mo8_a29 | 2018-05-16 08:59 | 映画 | Trackback | Comments(0)

備忘録。フィギュア・スケート 美術館に行ったこと 音楽 日々感じたこと書いてます。町田樹が気になってます。


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