あらためて 町田樹解説の『ボレロ』を観ると・・・

BSでの 町田樹さんが解説した 彼の『ボレロ』を(起源と魔力)

謎解きみたいに 観ていました。

新横浜で観ていて 序盤暗い照明の中 丁度東のショートサイドの一番南側の角の1階でした。 

町田さんのいうところの
「見る角度によって見え方が違うんですよ。」「光源の対角線上にいる観客はシルエットしか見えません。」という言葉に ハッとしました。

確かにシルエットだけで見えました。

梟の鳴き声といい この暗さといい 『夜』としか感じませんでした。序盤は月明かりだったそうです。

深々とした寒さの中でコンパルソリーを描いていて 大きく描き始めて やがて踊り始めて 一瞬悩むけれど元には戻れない。いろんな気持ちが交錯しながら 

4分: 北側の白い幕の前で 踊ることに陶然として 

5分:白い幕を揺らしながら(たまたま当たってしまって)また踊り始める。

6分:日の光が射し込みます。(「森・湖・世界が開眼!」とアナウンサーが言っていました。)

打楽器は炸裂。4方向へのボレロの独特のポージングと 4方向へのバレエジャンプ。

夜明けから日の出までの時間を表現したそうです。月の出る夜から 空が白み始めて 東の方が明るい暖かい色を帯びてきて それに従って氷にも華やかな光が満たされる。
正面(南側)を向いて顔は上を向き両手を上げ回転しながら次の瞬間 暗転。 



コチラ↓ 町田樹解説付き『ボレロ』動画主様ありがとうございます!
https://www.youtube.com/watch?v=7O59dqJtoV0

スケートの軌道にこだわったそうです。幾何学模様を描くことによって、呪術性を表現したとのこと。

実際観てみると 1回毎に 違う発見があるようです。動画とライブとどちらとも観るのも良いです。



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Commented by tarukosatoko at 2018-06-04 18:09
「幾何学模様を描くことによって、呪術性を表現した」という言葉を聞いたときは、へええええ!と驚きました。
そういえば、第9も、意図した形を描いていましたよね。
重層的にプログラムを作っていて、そういう振付師って他にいないと思います。
どんどん出てくる、町田さんの才能、どんな育て方をしたら、このような人が育つのでしょうね。

Commented by mo8_a29 at 2018-06-04 23:51
> tarukosatokoさん
ほんと フィギュア(図形)でそう来るか?!と思いました。
深く考える・・・?
3歳から 考えないでいつのまにかフィギュアスケーターになってたそうだから。
無意識にスケーターになって・・・かといって スポーツとしてのフィギュアスケートには興味は無かったそうですから いろいろと深めたんでしょう。そしたら才能が花開いてきた・・・なんて勝手に想像してしまいます。
どうしたら・・・?ほんと 厳しかったとは思いますよ。だって それこそ彼のお母さんは 彼を殴ることもあったらしいから。スポ根みたいだけど それでも続けていたからやっぱり町田さんはフィギュアスケートと運命的に出会ってる・・・?
by mo8_a29 | 2018-05-23 17:52 | ボレロ | Trackback | Comments(2)

備忘録。フィギュア・スケート 美術館に行ったこと 音楽 日々感じたこと書いてます。町田樹が気になってます。


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