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Kバレエカンパニーの 浅川紫織さん



単なる 私見。






Kバレエカンパニーのプリンシパル  浅川紫織さん。

3月に 「秋の『ロミオとジュリエット』を最後に引退をする。」と発表されてました。

私は、Kバレエカンパニーのバレエは1度しか観ていないのです。

しかし 浅川さんのことはとても覚えています。

また いつか 浅川さんの踊りが観たいと思っていました。

2015年の『海賊』

熊川哲也さんが 演出をした 改訂版で再演です。

(2009年が初演で浅川さんも同じ役で出演しています。)

私はその時 ほぼ初めてバレエというものを観ました。

美しい舞台美術

オーケストラの生演奏

なんとも ヨーロッパの絵のような豪華な舞台に

ダンサーの磨かれた動き ダイナミックな跳躍や柔軟性のある振り。スピン。

男性ダンサーの動きがかっこよかったです。

その中で 浅川紫織さんの踊りが印象に残っていて美しかった。東洋的な感情がにじみ出るような心のあるダンス。じっと観てしまいました。
浅川さんのとても若々しい美しい姿でしかし落ち着きのある・・・ 後宮でのとても悲哀に満ちたダンスでした。
2015年版は囚われの美しい姉妹の妹の役で 2017年版は後にコンラッドという海賊の首領と結ばれるのは姉のメドーラという設定です。私が観たのは妹の方グルナーラ役。

浅川さんのインタビューを読んでいると どうやら2012年に大きな怪我をされていたようです。ダンサーとしての生命が絶たれてしまうような大怪我だったそうで・・・
しかし本人としては辞める選択は無かった。4歳からバレエを続けてきて一度も踊ることを中断したことのないバレエで
踊れない期間ができて
初めてバレエを遠くから観てみるという体験したようです。それが考える良い機会だったと。
痛みとともに続けてこられたようです。怪我のあと6年間続けられ 
私の観たあの素晴らしいダンス
アクシデントから3年目。マイナスかと思われる出来事がプラスに働く・・・演技(解釈)・ダンスに深みが増したなんて・・・

2018年3月に突然 引退表明。熊川哲也さんが 一緒に表明されていました。とても大事な愛弟子であるということも話されていて 熊川さんご自身が イギリスにバレエ留学中の浅川さんを引き抜いてきた経緯があり 思いもひとしおだったようで。私の印象では浅川さんは 見た目が 若くて美しくて姿にも恵まれ明るい可愛らしさが見えるダンサーなんですけれど とてもメンタル面で 強くて 割り切ることができそうな感じの人。かっこいい印象。そういう人が役作りを掘り下げて身体を鍛えると 私が観ることのできた素晴らしい踊り が出来るのでしょう・・・と勝手に思ってます。
2003年 17歳から Kバレエカンパニーで踊っているそうです。


コチラ↓引退の記事です。
https://natalie.mu/stage/news/273577
コチラ↓2017年のインタビュー記事です。2016年『アルルの女』を熊川哲也さんと踊った時のカーテンコールのときの心情がこの人のプロ意識かな?と感じました。
http://dancerssupport.com/interview/1500/

チケットの販売が始まっていて・・・慌てて取りました。

10月の 『ロミオとジュリエット』 楽しみです。

浅川紫織さんの演技がまた観たい。

最後ですけれどね。

最後が多いな。


沙羅双樹の花の色・・・








私が初めて Kバレエカンパニーを観に行ったときの過去ログ
コチラ↓
https://mog11sae.exblog.jp/23186946/










by mo8_a29 | 2018-06-27 10:00 | バレエ | Trackback | Comments(0)

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