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いくら 冷静を装っても・・・ 悲しいものは悲しいのよ。

町田樹さんが 選手を退いたのは 2014年12月。

その時でも 十分 悲しかったのですが。。。

しつこいけれど

今年 

この6月 「プロスケーターを10月の『ジャパン・オープン』『カーニバル・オン・アイス』 を最後に退く・・・」と発表。

これは こたえる・・・

演技者 町田樹は 確実に実演はゼロになってまう。





思えば 2013年 どんどん 上昇してくる 個性的な 町田樹選手。

話すことの いちいちが面白い選手だなと思っていた。 

インタビューも 「芸術作品をつくる」 というスタンスを崩さないし だけど オリンピックを狙う選手だし・・・
ずいぶん TVでは おもしろ枠で扱われていたけれど。

2013年 10月 私は、友人に誘われて 初めて競技会を観に行った。グランプリシリーズ前のお祭り的な『ジャパン・オープン』に行ったのだけれど おもしろい町田樹選手は 出場しなかった。「出ないのかな~~町田くん」
しかし
その直後にあるアイスショー『カーニバル・オン・アイス』には出場していた。「なんだよ~~~そっちかよ!」と
非常に不満に思いながら 帰った記憶がある。

このときの演目は『エデンの東』だった。グランプリシリーズ競技会に持っていくショートプログラム
ジャッジされない『エデンの東』スポット照明の中 気持ちよさそうに演じている。
コチラ↓動画主様ありがとう!
https://www.youtube.com/watch?v=skiepVKIe2Y

そして、スケートアメリカで エデンの東 の作者 スタインベックに敬意を払いながら演じた『エデンの東』ジャッジされてます!
コチラ↓動画主様ありがとう!
https://www.youtube.com/watch?v=szjWkT1LoYI&index=3&list=PLGYkE5lgOuFW4cCJV1kSuEQRobyJn2PfZ
そして、この素晴らしい演技と(観客の少なさ・・・)
そして 町田樹さんのインタビューの特異さ・・・(スポーツマンとしてのというより演技者のような・・・)
この語彙の多さと話したいことの個性強さ!
書き出すと長い。

以下インタビュー

ーまずは、僕のこのショートプログラムのプロットにもなった作家でありアメリカ文学を代表する作家であるジョン・スタインベックに大きな敬意を表し、僕のこの素晴らしいプログラムを与えてくださったフィリップ・ミルズ先生とそして大阪で僕と一緒に戦ってくれている大西先生に最大の感謝を贈りたいと思います。

4回転ジャンプについて問われると

ー確固たる自信はありました。
4回転がどうのこうのではなくてひとつの芸術作品として 仕上げるんだという強い気持ちで望みました。
それに、ジョン・スタインベックの『エデンの東』はこのアメリカが舞台になっているので、僕のショートプログラムの初披露がここアメリカだっていうことは本当に幸せだったし最高な3分間を過ごすことが出来ました。

以上


それにしても 町田樹さんはこのときから「芸術作品をつくる。」ということにブレがない。変人なんて平たく言えない。信念もあるし才能もあるし努力もある。このあとずっと修行中な人ということなんだ。こういう人に憧れてしまう。年齢は若いけれど。
常々 年齢を重ねたことには価値を感じない。同じ時をどんなふうに吸収して過ごしてきたかに価値を感じる。


まあ・・・まだ
何回か 演技を観せてくれるのだ。

そうそう まだなのだ。



by mo8_a29 | 2018-06-29 09:23 | 町田樹が現れた | Trackback | Comments(0)

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