無実況放送 2014年全日本選手権の町田樹『第九交響曲』
2018年 08月 24日
2014年の無実況放送。
フジTVの西岡アナウンサーは、いろいろ悩んで 無実況を決断したそうだ。2人のディレクター 解説の本田武史さんに相談し 町田樹選手本人にも了解をとって
本田さんには「ホントにやるんですか?」と言われて 「じゃ、最初のジャンプの2本だけ コメントを入れてください。」
「我々コメンタリーも見つめることにいたします。」
それで マイクのスイッチを切ったそうです。
町田樹さんが ずっと インタビューで「全日本選手権での『第九交響曲』に賭けている。」というのを聞いたり読んだりして、 世界選手権へ行くための通り道のような感じではないしプログラムを芸術作品のように考えているし・・・
実況しないことに決めたそうです。
(そういえば 町田さんは「第九交響曲を日本の観客に披露する最後の機会です。」と言っていたような気がする。)
西岡アナは、フィギュアスケートを実況することにおいて 一番音楽を壊すことが良くないことだから なるべく話すことを削いでいくことに神経を使っているそうで
本当に、町田樹さんの演技を優先してくれたのだなと 今更ながら感謝してしまいます。
フィギュアスケートという競技について考えてくれていたんだなと思います。
コチラ↓動画主様ありがとうございます!
https://www.youtube.com/watch?v=n4OeJc7LhtY
これも、町田樹さんがこの競技(フィギュアスケート)に対しての姿勢をいろいろ話していたからなんだろうと思います。
大西コーチの、「強気で話さにゃあかん!」という指導がとても効いています。
2013年以来の 町田樹さんの大改革の賜物でしょうか。
この全日本で競技を引退してしまう町田樹さんでした。