カーニバル・オン・アイス ・・・

10月6日 さいたまスーパーアリーナで18時から始まった カーニバル・オン・アイス 

それは スケーターが総勢20人(18人と一組)出場する豪華なショーでした。

お昼から始まった ジャパン・オープンという競技会に出場した選手とゲスト そしてショーのためだけののゲスト(鈴木明子さん・ジェイソン・ブラウンさん)で行われました。

今回は 町田樹さんの最終公演ということで
私は初めてプレミアム席を取りました。ロングサイドのほぼ中央で氷に近い。
こんな席に・・・座ったことないです。
ちょうどジャッジ席とテレビ関係の調整席の真後ろで、しかし3段分の席はシートに覆われ客席ではなく離れていました。1列だけのプレミアム席。


なにより いつもyoutubeでTVで見るように演技が近くてそれ以上に立体的でした。そして当たり前だけれどそれ以上に、全体の照明効果が目に入ってきました。

スケーターもテレビカメラがあるので(メインは2台もあるんですね。)こちらを向いてポーズや微笑むことも多いようでした。そんな気が・・・するだけかな。しかし、いちいち「うわぁ~ こっち見てる。近い!」なんて感じでしたので。

今回のカーニバル・オン・アイスは 満員で1万3000人入っていたようです。席の後ろの通路を隔てて背中から観客のどよめきが聞こえてきて 迫力がありました。さすがに400レベルまでいっぱいの人っていうのは違うなと思いました。

この迫力を4方から 受けて演技するのは、かなり肝が据わってないと出来るものではないですね。あるいは 観客からここまで喝采を浴びる事によって力を発揮できるタイプの人だと凄い力を出すのでしょうね。

どのスケーターも攻めの演技で 競技会で不調の人も・・・ジャッジされない為かノビノビしていてよかったです。冒頭 佐藤有香さんの振り付けによる一番最初鈴木明子さんの目力のある表情と攻めの演技。そして全員でのオープニング。
そして エンタメ感の強い ジェイソン・ブラウンの演技。とても柔軟性があって得意のバレエジャンプも盛り込んだ踊れるスケーター。そしてとてもうれしそうなジェイソン!髪型が変わってしまい見た目の雰囲気こそは変わってしまっていたけれどやっぱりジェイソンだ!

ジェレミー・アボット。・・・調子が悪そうでしたが競技会のときと違い ジェレミーらしさを感じることができたと思いました。

あれだけ競技会で不調のネイサン選手もダイナミックに見せてくれて アンコールの『ネメシス』まで答えていました。(さすがにアンコールきつかったみたい・・・)




カーニバル・オン・アイスは
これだけ キラ星のスケーターたちが出演しているアイスショー 
その最後の演者の町田樹さんでした。

とにかく壮大で考えさせられて あれっ?!と思う 斬新な照明の使い方をしていて 稲妻のような光が天井付近で光っていたり
一筋の青い光が水のように落ちてきて癒やされたり 
氷の上で  スケーティングの良さ=一点から一点まで早く長く踊り表現することを 大きな舞台を(30m×60m)生かしながら
新しく 演じていて マーラーの音楽の『アダージェット』 厳粛な美しさをすくい上げていました。
と思ったのですけれど。
眼の前で 演じられた 事実だけ受け取って もう何も言わないほうが良いかもしれません。(語彙がない)

町田さん
終わったあとに  頭を抱えるような様子でしたが 人間の生きていく時の不条理を感じてしまって・・・全てが作品だと思いました。9分半は スケーターの人にとって十分長いですが あっという間でした。

会場の人たちの様子も
アンコール?というより 立ち上がって拍手を長く長くしていた1万3000人も 

『人間の条件』の 作品の一コマみたいでした。

(ジャパンオープンのジャッジのみなさんも全員観ていたようで 演技が終わった瞬間にすぐに立ち上がって惜しみない拍手を送っていました。)

コチラ↓動画主様ありがとうございます!
https://www.youtube.com/watch?v=sewDdV-kVCk

そして 町田さんを送る ランビエールさんの言葉 
最初に 長いハグしてた これもランビエールさん。やっぱり 町田さんに フィギュアスケートへのパッションを感じて手を差し伸べた人なんだな~と感じました。

町田さんはたくさんのスケーターの方たちに吸い込まれるみたいな大きなハグされてました。

町田樹さんの最後の最後 一言。 (絶対 一言じゃないのは皆さん承知ですよね。)

ランビエールさんに促されて会場を回った時 会場の皆さんは再び 立ち上がって・・・壮観でした。

「フィギュアスケートは他者に向けての表現活動。」 共演者のスケーターを「彼らはほんとに戦っています。だから 後輩の皆さん・選手・プロスケーター全員を皆さんの力で支えて応援してあげてください。」
「オーディエンス(観客)のみなさんが必要です。フィギュアスケートをブームでなく、文化に変えていってほしい。それが私の最後の願いです。」

この「ブームではなく文化に・・・」という言葉が印象に残りました。
(この『一言』のあと 一番最初にジェレミー・アボットがハグしに行ってました。)



きっと フィギュアスケートの為に 何か行動をしていくのでしょう。

コチラ↓動画主様ありがとうございます!
https://www.youtube.com/watch?v=kmqr1_9_2jw
 

また 現れてください!町田樹さん!




動画主様ありがとうございます! コチラ↓ 1973年 カラヤン指揮  ベルリン・フィル   マーラー『アダージェット』
https://www.youtube.com/watch?v=fuOmn3-lK9A






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Commented by tarukosatoko at 2018-10-10 19:41
町田さんの最後の言葉は、テレビで一度聞いただけですが、全部覚えています。「ブームではなく文化に」。それはどんなふうになっていくことなのかなあと、考えているところです。聞いた人に考えさせるところは、すでに立派な先生ですね。
セレモニーの様子もすごく覚えています。フィギュアスケートのアイスショーの中でも特別な時間でしたね。スケーターへの愛、オーディエンスへの愛がありましたね。
Commented by mo8_a29 at 2018-10-10 22:31
> tarukosatokoさん
町田さん フィギュアスケートは芸術文化だと2013年くらいから言っていて スポーツのカテゴリーなのに 変わっているな~なんて言われていたけれど 音楽と密接であるのならば やはり文化な要素は大きいですよね。「ジャンプがどうのというより、完璧に演技が出来てみなさんにお伝えできたかということ・・・」なんて言う選手。個性的でしたね。
セレモニーのときの ランビエールさん初めネイサンさんとか外国の選手も なんだか温かい感じで 観客のみなさんからも送る熱気が感じられたし なんだかあんなにお客さんいるのにお行儀良いんですよ。選手の集合写真になると静かになるし・・・司会者の人が「自由に声援送って良いんですよ~~」なんて言って 笑い声がもれてから ワーワーしてましたよ。
by mo8_a29 | 2018-10-09 22:56 | 町田樹が現れた | Trackback | Comments(2)

備忘録。フィギュア・スケート 美術館に行ったこと 音楽 日々感じたこと書いてます。町田樹が気になってます。


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